やる気スイッチを押された指導方法

あんなに楽しいと言っていた部活が1年の3学期からずっと楽しくないらしい。

それは今、壁に直面してるから。

まる子いわく、自分で直さなアカンところは分かってるらしい。

３つ指摘されても、同時に３つ全てを意識できない。

１つ目を意識したら他のところがダメで、２つ目を意識したら１つ目がダメになる。器用じゃないから同時に何個も意識出来ないとのこと。

経験者には厳しいけど、高校からその部活に入部した子には優しく指導するところも楽しくないらしい。

まる子たち経験者は、先生の要求も高くなるんやろうな。

やる気スイッチを押された指導方法

そんな楽しくない、行きたくないと言ってた部活。（それでも部活を休まないまる子）

ある日部活から帰ってくると超ご機嫌。

何がそんなに楽しかったのか聞くと・・・

OB先生から『まる子に足りないところは何や？』と聞かれ、顧問から指摘され自分でも直さなアカンと思ってるところを挙げて行ったらしい。

OB先生から、まる子に今一番足りないものは技術面より気持ちの問題ということを指摘されたらしい。

OB先生とのマンツーマンの特練はキツイから誰も申し出ないけど、まる子はどうしても今日OB先生と特練がしたかったらしい。（笑）

OB先生との特練はキツかったけど、めっちゃ楽しかってんて。（もっと部活に顔を出して欲しいって）

その中でまる子の技術面のいいところを教えられ、もっとこうしたら良くなると言われやる気スイッチが入ったみたい。（単純）

OB先生のお陰で（？）２週間後の練習試合でまる子は全勝。

ようやく壁を乗り越えたのかな？

顧問からは指摘ばかりで、指摘されないように行動→楽しくない→意欲の低下

指摘だけではやる気スイッチは入らない。

まる子の場合、いいところを褒めながらもっとこうしたら良くなると指導されると、やる気スイッチがオンになると再認識。

今春2年生になり、部活にも後輩が入ってきます。

今までは先輩から指導される立場やったけど、これからまる子たちも後輩を指導する立場になります。

1人、1人やる気スイッチの場所が微妙に違う。

まる子の場合、顧問に指摘ばかりされ自信がなくなっていたところに、OB先生から自信を持てばいいと言われたのが良かったんやろうな。

また技術面のいいところを言われ、もっとこうしたら良くなると言われやる気スイッチが入りました。

今後また壁が立ちふさがることもあるやろうけど、壁があるってことは成長できるチャンス。今回のように時間はかかってもその壁を乗り越える努力をし続けて欲しいな。

言い方１つでやる気スイッチを押すことが出来るなんて、人を導くというのは簡単にいかないと感じた出来事でした。